この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘めた花は彼の腕の中で咲く
第11章 君に危害が及ぶ前に身体が勝手に動いてたんだ…

「お客さん、他のお客さんのご迷惑になりますから、席を…」
「うるせえ!!」

落ち着かせようと近づいた店長が、激昂している男性に胸倉を掴まれてカウンターへ投げ倒された。

「店長!!」
「うぐっ…」

すぐにカウンターから飛び出して、店長の元に駆け寄った。

「大丈夫ですか?」
「ああ…」

店長の心配をしている間にもトラブルの元の3人は、彼女を取り合っている。
すると、男性は諦めたのか、手を離して女性を見つめた。

「お前、戻ってこないか…?」
「来ない。私にはケンちゃんが居てるから…」
「そうか…面倒くせぇ…コレを使うなんて…なぁ、そいつを刺せば戻ってくるか」

ポケットに手を突っ込むと、黒い長方形の何かを取り出した。
ちょっと待って…何でこの人ナイフなんて持ってるの!?

「おらーっ!!」

振り回したナイフを彼氏は辛うじて避けたが、バランスを崩して床に倒れ込んだ。

「死ね!」
「危ない!」

咄嗟に彼氏の前に飛び出すも、どこも痛くない…
なんと手に持っていたおぼんで奇跡的に跳ね返せたらしい。




/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ