この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘めた花は彼の腕の中で咲く
第12章 彼女の真似でもしてくれるの?
噛みしめるように呟いて、グリグリとポイントを攻めてくる。
「あ、しげ、まっ…ああ、あああっ!!」
我慢出来ずに呆気なくイってしまい、繁正さんをキツく締め付ける。
「う、ぐぅっ!!」
グッと奥に押し込み、繁正さんが爆ぜた。
気怠い身体を重ねて、このまま1つに溶けてしまいそう…
「あー…離れたくない…」
「……」
両想いだって分かってから、繁正さん随分甘々じゃないですか…!?
いつもと違って調子狂う…
「あっ…しまった…」
「…?」
お風呂から急いで出ると、繁正さんはiPadを手にソファに深く座った。
「ごめん、ちょっと書類を確認しても良い?」
「はい」
「本当はすぐに確認するべきだったんだろうけど、君とご飯を食べてたら忘れてた…」
言い終わると、真剣な顔つきで画面を凝視する。
仕事をしている姿を見るのは初めてで、普段とはまた違った表情にドキドキする。
さっきまでエッチしてたのに…
確認が終わったのか、携帯で誰かに連絡を取り始めた。