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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第13章 それは知られたくなかった
「んんん!んふ、ううっ…」
「締まり過ぎだって…指食いちぎられそう…」
より速く中を弄られ、快楽の波が大きくなって迫ってきている。
イきそうになって繁正さんと目を合わせれば、僅かに頷いて頭を撫でてくれた。
「今度はちゃんとあげる」
「あっ!んんんん、んんうっ!!」
絶頂の喘ぎ声ごと飲み込まれるように繁正さんが唇に噛み付く。
達した際に全身に力が入り、思わず繁正さんの下唇を噛んでしまった。
「ご、ごめんなさい…」
「いや、大丈夫…」
気怠い身体をなんとか起こして、赤くなった唇を優しく撫でる。
いつの間にか外に居た女性は離れ、足音が遠ざかっていくのが聞こえる。
「ちょっと夢中になり過ぎたな、ごめんね」
「信じられないです、会社でこんな…」
「最後までシてたら、確実に仕事どころじゃないね…」
繁正さんはポケットからタオル地のハンカチを取り出し、秘部に押し当てた。
「まだ敏感だろうけど、コレで拭いて」
「いや、汚い場所を拭くのに使わなくても…」
「いいよ。今の状態でパンツ履くとシミになっちゃうからね…それに、君のソコは汚くないから」