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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第13章 それは知られたくなかった
秘部を拭うと、ハンカチ越しにも自分の興奮度合いが伝わり、今更ながら恥ずかしくなった。
「あ、ありがとうこざいました…」
「うん、ちゃんと綺麗になったね」
スーツを整えると「よしよし」と頭を撫でながら抱き寄せられる。
繁正さんの大事な部分は未だに熱を持ち、硬く張り詰めている…
「あの、繁正さんの治まってないですけど…」
「心配してくれてるの?時間が経てば治るよ…」
「でも、繁正さんも早く戻らないと、色々言われるんじゃないですか?」
「なら、君が鎮めてくれる?」
そう言ってベルトを外そうとするので、慌てて制止した。
「い、いやいや!無理ですよ!ムリ!」
「あははっ!冗談だよ。間に受けちゃった?」
「ううー…」
「じゃあ、そろそろ戻ろうか?弄り倒したからね」
「趣味が悪いです!」
部署に戻る途中、繁正さんからある提案をされた。
「今度の休みの日、2人で出掛けない?」
「出掛けるってどこに?」
「そう…デートしようよ」
「で、デート!?」