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第13章 それは知られたくなかった

一応着てみたけど、スカートの丈が短くてスースーするのも気になる。
今まで履いたスカートは、丈が長めなものが多かったので、見慣れない姿に私には合わないような気がする…

繁正さんは上から下まで何度も視線を動かして、ミニスカート姿眺めていた。

「舞花ちゃんに大人っぽいワンピースを着せたらどうなるかと思ったら、俺の見立て通り凄く似合ってるね」
「ありがとうございます」

よく見ると、繁正さんの腕に服が何着か掛けられている。

「舞花、次はこれ着てみて」
「わ、分かりました」

その後繁正さんチョイスの、それぞれテイストの違う服を4着試着した。
繁正さんもセンスが良いのか、可愛い服を選んでくれるので、購買意欲が湧いてきた。
今度お給料が入ったら買おうかな。

「舞花はどの服が良いと思った？」
「そうですね…ストライプのパンツと水色のシャツが良かったです。あとさっきの白いワンピースも良かったし、このショートパンツも可愛かったです」

「なるほど。それじゃあ今試着した服全部買います」
「はあっ!?」