この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘めた花は彼の腕の中で咲く
第13章 それは知られたくなかった

お姉さんだったんだ…
元カノかと思ってモヤモヤしていて気付かなかったが、目元や鼻筋が繁正さんと似ている。

「さ、佐々木 舞花です!いつも繁正さんにはお世話になっています!」
「やだぁ、舞花ちゃん。そんなに畏まらないでよー。会社の上司じゃないんだからー」

クールな繁正さんとは違い、お姉さんはハツラツとしてらっしゃる…

「…いい顔してるわね、あの頃と違って…」

あの頃…?
お姉さんの言葉に引っかかりを感じ、話を聞こうとしたが、繁正さんがすぐに話題を変えてしまった。

「…そうだしげ、今日お父さんが『皆でご飯食べよう』って」
「マジかよ…分かった」
「…良かったら、舞花ちゃんも一緒に行く?」
「えっ!?」

まだ付き合って日が浅いのに、もう家族紹介されちゃうの!?
それはまだハードルが高いですよ…

「私は遠慮しておきます…」
「そう?ごめんねー舞花ちゃん。せっかくのデートなのに…お父さんワガママだから行かないと拗ねちゃうの」
「はあ…」



/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ