この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘めた花は彼の腕の中で咲く
第16章 手を伸ばしても届かない存在

私としては遠慮して量を減らしたつもりだったけど、姉夫婦に乗せられて普段より多く食事をいただいた。
この調子で食べてたら怪我が治る前に太っちゃいそう…


翌日から姉夫婦が仕事に向かってから、部屋の掃除や洗濯を少しずつやらせてもらうようになった。
家事をし終えて時間が余ると、求人サイトを覗いては良さそうな会社をチェックしていた。

姉夫婦の部屋に泊まって4日目、ようやく傷が塞がり痛みが無くなったので、自分のマンションに帰ろうとしたら、姉に止められた。

「ちょっと、まだ体調は万全じゃないんだから、ここに居なさいって」
「そんなわけにはいかないよ。2人は新婚さんなのに、いつまでも私が居ると邪魔でしょ?」
「邪魔じゃない!」

「帰る」「帰さない」と姉と押し問答していると、インターホンが鳴った。

「あっ、舞花はここで待ってて…」

モニターで訪問した人を確認すると玄関へと向かい「どうぞ」とその人を招き入れた。
部屋に入れたって事はお客さんかな…?

「部屋に戻っ……ど、うしてここに…」
「ようやく迎えに来れた…ずっと待たせてごめん、舞花…」
「繁正さん……」



/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ