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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第16章 手を伸ばしても届かない存在

突然繁正さんが現れ、頭が働かない。
どうして繁正さん、お姉ちゃんのマンション知ってるの!?
脳内でパニックになっている私をよそに、繁正さんは姉に紙袋を手渡した。

「良かったらこちらいただいて下さい」
「これ寺田屋のどら焼きですか!?すみません、お気遣いいただいて」
「いえ、こちらこそワガママを言ってしまって申し訳ありませんでした」

…何なのこの2人…
2人ってショッピングモールで顔合わせたくらいじゃない?
何で親しげなの?

「原田さんね、病院に運ばれてから舞花の目が覚めるまでずっと傍で居て下さってたのよ。付きっきりで看病するつもりだったらしいんだけど、仕事が入って、原田さんが仕事に戻られる時に『舞花の怪我が治ったら連絡して欲しい。迎えに行くから』って言われて、ここの住所を教えたの」
「そうなんですか、ありがとうございます…」

ずっと傍で付いていてくれたのに、本人を前にすると上手く話せない。
繁正さんへの不信感はまだ残ったままだから…



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