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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第20章 新しい関係

人目に付かないように会社の地下駐車場へ降りて、繁正さんの車に近付くと、物陰から人が飛び出してきた。

「うわっ!?」
「佐々木さん、ようやく会えた…」
「えっ、木梨社長…!?」

目の前に現れたのは、以前会社へ訪問した木梨社長だった。

「あの…どうしてこんな場所に…」
「今日は『彼と帰る』ってラインくれてたじゃないか。『彼』って僕だろ?迎えに来たんだよ」
「いえ、あの私…木梨社長とラインなんてしてません…」
「いやいや、毎晩ラインしてたでしょ?さっきだって、ほら?」

そう言ってスマホの画面を見せてくれた。
トーク画面の名前は「佐々木 舞花」と表示されていて、木梨社長とやり取りしているのが分かる。

ただ、ラインのアイコンは私が使っている物とは全く違う。
誰かが私に成り代わって木梨社長とやり取りしていたのだろう…
一体誰が何の為に…!?

「ほらほら、早く行こう。今日はフレンチを予約してあるから」
「いや、だから私は…」



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