この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘めた花は彼の腕の中で咲く
第7章 嫌な事は全部、俺が忘れさせる

「もうお金を払ってますし、今更キャンセルなんて出来ないです」
「そうか…だったら、俺が合コンに行かせないようにする」

いきなり何を言い出すのかと、繁正さんを見上げた。
怒っていたような顔から、いつもの優しい顔に戻っている。

「仕事が終わったら、君をイイトコロに連れて行く。合コンよりも素晴らしい場所にな」
「いや、約束は破れませんよ。それに今更どうやって断るんですか?」
「『俺に仕事の手伝いを頼まれた』と言えばいいだろ?それで文句を言うなら、俺が聞いてやる」

繁正さんに逃げ道を作ってもらったものの、まだグタグタ考えてしまう。

「でも…」
「別に行くのは止めないよ。アイツらに酔わせられて輪姦(まわ)されたいんならね」
「…っ!?」

男性数人に身体を触られる映像が浮かび、背筋がゾワっとした。

「俺、それとも合コン、どっちに行くの?」
「…繁正さん……」
「よく言えました」

答えると、満足そうにニヤリと口角を上げた。

「あの…さっき喫煙室から聞こえてきた話は…」
「ああ…忘れるよ。弱味はあの写真だけで充分だから」
「ううっ…」



/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ