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ドSなお姉さんは嫌いですか?
第2章 感知

「ねぇ、古谷くんがボタン付けて?」
一瞬古谷が固まった
「えっ…とー、あの…、」
私は裁縫セットを古谷に渡した。
「じゃあ、あの…それ、ぬ…脱げますか?」
顔を赤くしながら焦る古谷が可愛くてもっと意地悪をしたくなった私は
「下着になっちゃうから。」
と言い、ボタンが取れた所を古谷に近づけた。
古谷は一瞬そこを見るがすぐに目を逸らした。
「ちょっと、無理です!」
その言葉を聞いて更に近づけ
「古谷くんが取ったんでしょ?早くつけて。」
古谷は息を飲み、こちらに視線を移した。
目が合った所で私は微笑んでみせた。
古谷の視線が私の胸元へ向いた。
そして、針を取り出すと、ゆっくり私の胸元の服を掴んだ。

