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ドSなお姉さんは嫌いですか?
第2章 感知

「あ、ありました!」
そう言って古谷が隙間からボタンを拾ってくれた。
「良かったー。」
休憩室でホコリがついていたのを洗ってくれた。
とりあえず近くのコンビニで直せるもの探して帰ろ…
と思っていると古谷が
「あ、そうだ。俺、裁縫セット持ってますよ。使いますか?」
「え?なんで持ってるの?」
「前に学校で使ったんですけど入ったままでした。」
とちょっと笑いながら答えた。
「タイミングよすぎ。」
笑いながら私も答えた。
手渡された所で私は顔を赤くしていた古谷を思い出しからかってみたくなった。

