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ドSなお姉さんは嫌いですか?
第4章 想い

次の日、一緒に家を出て何かあったらいつでも呼んでと言う綾にお礼を言い別れ、店に向かった。
店長と2人で仕事をこなす。
そして昨日の出来事を話した。
「え!?大丈夫だった!?」
普段穏やかでニコニコ顔しか見た事がなかった店長が目を丸くして言った。
「私は落ち着いたんですけど、古谷くんが怪我をしてしまったのでもしかしたらお休みになるかもしれません。私もそんなお客さんなんて全然分からなくて、ご迷惑かけちゃってすみませんでした。」
「いや、その事は気にしないで。そっか古谷くんね…。」
その後怪我の具合とかを話し、店長が肩をポンポンしながら
「俺も気をつけるから、少しでも変な事があったら言って。古谷くんには電話してみるよ。」
と言って休憩室へ入っていった。
周りの人達が皆いい人で泣きそうになった。

