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scramble
第8章 陽菜
友紀は自宅玄関でスマホにきたメールをみていた。
陽菜さんからだわ。
あなた、飛んだヘマをやらかしたわね。
先方さん。だいぶお怒りだったわよ。
明日代わりの人間を遣してちょうだい。
。。。分かりました。
友紀は半分ふてくされた声で
すみませんでした。
もうあちこちに圧力がかかっているの
今度ヘマしたら、国有地に埋められて人柱にされるか
名前消されて名もなき性の道具にされるわよ
頭いじられて記憶を消されたりね。
医者にかかったときにね。
前もって債務者や天涯孤独の人など調べられていて、後々面倒じゃない人を選別されて、ある組織がデータ化している。
それが国に横流しされている。
事故死に見せかけたり。
事故死した人間をそっくりあなたとすり替えて死んだことにされたり。
先方はどのような人選をお好みでしょうか?
そうね。。。あの方はどちらかと言えば控えめで大人しく耐え凌ぐような苦痛に耐えられるような意思の強い女性が好みね。
〝カノジョに頼むしかなさそうね。
分かりました。
適任者がいますので、明日まわします。
今度しくじったら私が追い込まれる。
失敗は許されない。
あのお方の機嫌を損ねでもしたら、私はどうなるんだろう。
沈められる。
。。。というわけでお願いね。
あなたしかいないの。あなた成績に問題あるわよね?
上乗せしてあげる条件はコレしかないのよ。分かって。
ううう。
何で保険の先生にそんなこと言われないといけないんですかぁ。
お母さんにも知らせてあるわ。
お母さんは自分が犠牲になるっておっしゃって。
私は監査役兼秘書の方から言われ続けてる。
誰かが犠牲になるしかない。
〝大袈裟な。。。“
どういう領分でそんな事を言える立場なのか。
誰だろうと。どんな立場の人間だろうと。
どんな人間なんだ。
人をここまで怯えさせて、怖がらせるなんて。
しかし、カノジョのお母さんじゃあ到底無理だろう。
荷が重すぎる。
それに失敗は許されない。
ここはやはり。
分かりました。
明日伺えばよろしいんですね。
母には内緒にしておいてください。
心配かけるといけないので。
頼んだわよ。
はい。でも私で務まりますでしょうか?
あなたの頑張り次第かしら。
友紀は
こんな事させるのは官僚あたりでしょうね。
そういう人たちに限ってプライドばかり高い。
死んだときに、三途の河あたりで自分の地位や名誉や功績
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