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弥輿(みこし)
第3章 宗方宗家

「女は菊門が一番悦を得ると言う、私の指が穴を通る度素直に感じているぞ?」
「ア"ッアッ分からないっ!
こんなの初めて……アンンッ」
「淫肛の素質はあるが、まだ男根を挿れるには軟かさが足りぬ
解きほぐすは奴に任せ、今は悦だけ得れば良い、此が分かるか愛海?」
「あ……えっ……??」

隼さんに見せられた物、それがバイブだとは認識出来るけれど、丸い玉が棒状になっているバイブ。
まさかそれをお尻の穴に入れるの!?

「予想は付いたみたいだな、此は菊門用バイブだ
愛海の穴の広がり具合では、この程度の大きさのバイブが一番良い筈」
「お尻の中に……」
「そうだ」
「ッッ!アァンッッ!!」

入っていた指を急に引き抜かれて、私は今度こそ快感の喘ぎ声を上げてしまった、それはお尻の穴で本気で感じていた証。
そして隼さんはバイブに秘薬を塗って、私のまだ開いている穴にあてがって来る。

「玉が門を通る度に感じる筈だ、その証拠にまだ秘薬が完全に効いてはいない筈なのに、膣口から淫汁を大量に滴らしておると気付いているか?」
「えっ?
………ああアンッ!!」

言われて思わず私の秘部を見てしまった、シーツにシミが出来るほどに流れ出た私の蜜、秘薬は完全に効いてないとすると私は肛虐されて勝手に感じていた。
そんな、私にこんな性癖があったなんて、私自身思いたくない。
なのに、なのに、隼さんはバイブを穴に埋めて行く、玉の部分が穴を通る、それに反応して快感の声を出す私、もう止まらないの!

「ア……ハァン!
良い……これ気持ちいいっ!!」
「淫肛に目覚めたか、玉が欲しくて穴が激しく収縮を繰り返す
だがな入れるばかりがバイブの役目ではないぞ」
「ヒッア……ア……抜いちゃ……アアッまた入れて!
だめぇー! こんなのイッちゃうのぉぉーー!!」

半分くらいまで入ったバイブを今度は引き抜かれまた入れられ、玉が穴に擦れる、穴が捲られる、穴に突き入れられるを繰り返され、私は動かない体を仰け反らし、襲う初めての快感に翻弄されながらも悦んでいるんだ。
隼さんが言う悦に飲み込まれながら、お尻の穴だけで達してしまっていた。

「ククク……
初めてで達すれば上々、だが此だけでは済まさぬ、まだ淫唇も淫膣も陰核も残っておる」
「……あああ……」

私は隼さんに囚われた。
隼さんに恥体を晒しながら、まだ淫靡な夜は終わりを知らない。
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