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第8章 純潔･秘密の共有

愛海さんの女陰を淫汁を心ゆくまで堪能した後、俺は背徳感と共に行動に移す。
"クチュ"っと、愛海さんの淫汁と俺の唾液が混ざり合った音、そう俺は愛海さんの女陰に己の男根を擦り付けた。

「はあ……愛海……さん……」

汁で滑りながらも、穢れを知らないような軟らかい女陰、こうして擦り付けるだけでも陰嚢から精液が上がって来て、俺を更に突き動かすよう。
欲望には勝てず、俺は愛海さんの両股を掴かんで脚を閉じさせて律動を開始する……要は素股行為だが、時々触れる膣口に挿入してしまうのではないか？ そう思えば思うほど、俺の腰の動きは激しさを増す。

「はぁはぁ……愛海さんっ」

締まり当たる女陰の感覚。
淫汁で滑り良い注挿の感覚。
擬似体験だと理解はしていても、男根を襲う刺激は本物で、本当に愛海さんを犯している気分にさせてくれる。

「くっっ　はぁはぁ」

息が上がる、悦楽の声が止まらない。
ずっと我慢していただけに、本能的に腰を振ってしまうが、直ぐに爆ぜそうな己を耐えながらも、淫汁の卑猥な音と女陰の感覚を楽しむ。
こんな俺は神主失格だろう、何よりも触れてはいけない弥の巫女に、挿入こそしていないとはいえ不貞を働いているのだから。

「ああっ……はぁくうっ！」

駄目だと思うほど、男というのは止まれない獣、本能だけの欲にまみれた動物。
愛海さんに覆い被さるような体勢を取り、腰を打ち付けないギリギリでのピストン。
気付かれてはいけない密事は、俺に背徳感と恍惚感を与えてくれて、物質的快楽も相まって射精感を抑え切れず……

「う"っっ　 アァァッ！！」

愛海さんの女陰を感じながら、俺の男根は盛大に爆ぜる！！
白い布団に撒き散る欲望の残滓に、果てた徒労感は俺を恍惚にさせてくれ、眠る愛海さんの背に唇を１つ落とした。

「ハァハァハァハァ……」

かなり徒労感はあるが、淫汁に精子に汚れた布団に愛海さんを寝かせている訳にもいかなく、そして愛海さん自身も淫汁と俺の唾液で濡れたまま。
此のままは不味いと、俺は愛海さんを抱き上げて内風呂へと連れて行く。
そして……もう張り型を外しても良い、それには湯を使った後でなければ菊門から湯が入ってしまう恐れがある。