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弥輿(みこし)
第8章 純潔・秘密の共有
此の湯殿は久遠神社創設の頃からあり、御神体様が男性なら湯殿は女性の象徴で、代々弥の巫女しか使うのを許されない。
手前の脱衣所で愛海さんの夜着を脱がし、俺も長襦袢1枚になって湯殿の中に入り、湯の中は使えないので、俺が支えになりながら洗い場で愛海さんに湯を掛け洗い流してゆく。
(綺麗な長い髪)
小柄で顔が小さく美人の顔立ちに長い髪が良く似合う、そして胸の形も細い腰も、更にはうっすらとしか生えていない陰毛も、愛海さん自身に栄えると思う。
均整の取れた体と言うのだろう、男だったら理想とする体型に、ゆっくりと湯を掛け、体から女陰と洗い流し、最後に貞操帯に手を掛けた。
「もう必要ありませんね、淫肛は完全に溶け解れています」
長襦袢の中に忍ばせてあった小さな鍵を取り出し、鎖と革が交わる場所にある鍵穴に鍵を差し込み開き、気付かれないように貞操帯を取り外し、そして菊門から少し出ている張り型に手を掛ける。
「……………」
慎重に、愛海さんを刺激する事無く、出来うる限り静かにそっと張り型を抜く。
男根よりも太い張り型が菊門から現れるのは、俺のまだ冷めない興奮を煽るだけだが、此の淫靡な光景を他には見せたくないと思う俺も存在し、抜けて来る張り型に己の男根を想像してしまうのは仕方がない。
「……………
漸く抜けた、そしてこんなに広がった菊の花
中が見えてしまう程、男根を受け入れられる程、淫らに花開いた淫肛」
抜き終わっても菊門は穴を広げたままで、その中がどうなっているのかと興味が尽きない。
そして唯一隼様が犯さなかった場所であり、愛海さんの淫肛はまだ処女の状態。
「……………」
ゴクリと喉が鳴る、愛海さんの初めてが欲しい、淫肛を犯したいと、一番いけない考えが頭を過る。
俺は愛海さんを犯せない、そう理解はしていても開く菊門を眺め続ければ、治まった筈の男根がまた俺の我欲に反応するように硬く勃起してしまって、本能に突き動かされそうになるが、此ばかりは駄目だ!!
「……くっ……」
折角体を洗い流したのに二度も同じ事は出来ず、仕方なくとも己の手でヌくしか他に無く、愛海さんを支えながらも男根に手を掛けようとした時! 愛海さんの体がピクッと震え、閉じていた瞳が少しずつだが開いていく。