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第8章 純潔･秘密の共有

愛海さんの言葉に俺は考えてしまう、淫唇を犯す、此の魅力にも惹かれるが、それをされてしまったら、今の俺の男根では直ぐ果ててしまうだろう。
出来るのなら愛海さんの中で果てたい、菊門を通り腸内で心ゆくまで爆ぜるのが俺の望み。

「……いえ……
こうして手でしごいてくれるだけで十分です、口でされてしまったら愛海さんの口内で果ててしまいそうですので」
「こうして？　あ、はい……」

淫唇とはいかなくとも、その手で男根を高めて欲しいという欲望はある。
愛海さんの手を導き男根を握らせれば、愛海さんは理解したと言わんばかりに、掴む手を上下に動かし始めた。

「うっ……はぁっ……」
「柊さんって声を出すんですね」
「はぁ……男が声を出すのはおかしいのですか？」
「うんん、感じでくれているって分かって、私は好き」
「そう……はぁぁ気持ち良いです、そのまま鬼頭から窪みまでもっと……くっあぁ！」

愛海さんは俺の言う通りにしてくれ、鬼頭から窪み、そして裏筋辺りを中心にして手を動かし、俺は愛海さんの手の感触と、しごかれて直接襲う快楽に声が出るのを抑えられない。
普通の男は声を出さないものなのか？
俺は俺以外の男の行為を見た事は無く、更に此の奥宮で１人悶々としていれば、たまには自慰行為に走る時もあるけれど、やはり声は出ているとは思う。

「ああ……愛海さん……」
「柊さんのその声好き……
男性をしているのに、色っぽいというのかな？
凄く惹かれるの、その声に」
「俺も愛海さんの喘いでいる声が好きです、艶やかで快楽に浸るその声が……
ああ……そんなに夢中にされると出てしまう」
「……柊さんの好きに……」
「此のまま果てるより愛海さんの此処が良い」
「ンッッ！ 柊さんっ！！」

やんわりと愛海さんの手を離させ、俺が指を這わせたのは少し閉じ掛けている愛海さんの菊門。
淫汁は十分に溢れているので、それを指で掬い、中途半端に開く菊門に指を潜らせた。

「簡単に指１本入りましたが痛みは？
痛みが付くのであれば秘薬を使います」
「痛くない……秘薬じゃなく此のままで、今のまま柊さんを感じて見たいの」
「……愛海さん……
分かりました、淫汁は溢れていますので、秘薬が無くとも淫肛で感じられる筈です」