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弥輿(みこし)
第8章 純潔・秘密の共有
「俺で感じておかしくなって下さい愛海さんっ!
俺も……共に落ちて、おかしくなってしまいたい、愛海さんと何処までも1つに繋がって悦楽を分かち合う、それが俺の望みですから」
「柊……さん……
ンンッ! お尻の穴の奥にぃー!!
私……私……お尻で感じてる、またお尻の穴で感じちゃうっっ!!」
愛海さんが落ち着いたところで、残りの男根を挿入し少しずつ腰を動かせば、愛海さんの体がビクッと震え、急に膣内のような蠢きを始め淫肛で快楽を得ているのが分かる。
男根を刺激するかのように蠢く腸内と、根元をキツく食い千切るかのように締まる菊門。
それでいて、俺の抽挿を妨げる事も無い不思議な淫肛に、俺は膣と同じ様な感覚を抱く。
多分人に言わせれば、名器と言われる類の性器なのだろう。
豊漁祭が始まれば……愛海さんは村の男達のモノ、そして此を知れば男達は愛海さんを離さない、その程度は俺でさえ理解出来てしまう。
今だけ、今だけなんだ、俺が愛海さんを独占出来るのは、俺は一番近くに居て一番遠い存在という柵から完全に抜け出す事は出来ない。
出来るのは、こうして人目を憚り愛海さんに触れる事と、そして弥の巫女を神主として護る事、この2つだけ。
いや、此の2つが何よりも重要なんだ、愛海さんの体も心も護れるのは俺只1人、他の男達になどにさせない!!
「アァーッ! 良いっ良いのっっ! 感じてイッちゃいそう!」
「っっ!!
俺も凄く良い……愛海さんの体は、何処に触れても淫靡で全てを奪い尽くしてしまいたくなる」
少し考えが反れている間に、愛海さんは本気で感じ、俺に合わせて自分からも腰を振る。
体を揺さぶるせいで激しく揺れる両胸を掴み、乳首を指で潰しながらも俺の方に引き寄せれば、完全に繋がる腸内と男根。
淫肛で共に悦楽を得る俺と愛海さん、密着し唇を奪いキスを繰り返しながら、共に果てる時を今か今かと待っているよう。
「ンッアァァッ!
柊さん……私……イッちゃう、お尻を責められてイッちゃうぅ!!」
「はぁはぁ俺も、愛海さんの中で……」
「イクッイクッ……アァーーッ」
「クッッ愛海さんっ!!!」
「ァァ……白濁が……熱くて火傷しそう……」
ずっと耐えていた俺の男根は、もう耐え切れないと言わんばかりに精液が上がり爆ぜる寸前。
それでも耐えて思いっきり腰を振り捲り、愛海さんが絶頂に達した時に、俺も己を解き放った。