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スパイス
第1章 Dear 聡
「夏帆……夏帆でイキたい。夏帆……上になって………」
切ない声を出し、もっと私に気持ち良くして欲しいと強請る聡。
欲張りな男だ、全く
チンコを思い切り愛しんでやったのにまだまだ欲しがる。
顎も疲れてきたし、そろそろ自分も気持ち良くなりたい。
濡れた園が乾く前にさっさとインサートするか……
私は聡の体に跨り、そっとペニスを指で摘み、自分の膣の中へと押し込めた。
何度もこの体の中に入ってきたペニス。
子も宿す事も出来たペニス。
物凄く私と相性の良いペニス。
濡れた襞に包まれてグググっと勢いをつけて入り込み、中の感触を味わうかのように奥を突き刺してくる。
この硬さが私の体を悦ばせ、天へと昇りつめていくかのような極上な心地良さを与えてくれる。
ピチュピチュと私と聡の交りのリズムを奏でる。
ギュッと聡の背中を抱いて身を任せる。
この男に一つだけ誓える事は、例えば互いの愛が冷めて離婚となったとしても、また他の誰かとまた結婚したいなんて思わないだろう。
結婚という形が自分には合わなかったという事を改めて確認し、
同じ失敗を繰り返さないよう心掛け、星空の幸せだけを考えた決断をはずだ。
仮に聡に先立たれる人生だったとしても、答えは一緒だ。
星空を第一に考えた人生を送り、自分が女として生きる人生を選んだりはしない。