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第15章 タイミング

「歩がマロンパフェ食べてる姿って可愛いよね」

「男に可愛い言うな!恥ずかしいからスルーしろ!」

「歩ちゃんは子供の頃からマロン好きだよね。
ケーキを買うと、聡おじちゃんや歩ちゃんはマロンのケーキを譲らないもん」

「そうだな。甘いもんが苦手な親父がマロンケーキだけは目がなくて、知ってる人はケーキを買う時は俺と親父の分はマロンにしてくれたな」

「へえーそうなの?知らなかったな。じゃあお土産はモンブランの方が喜ばれたかも」

「土産は和香奈の気持ちだろ。親父だってそんな和香奈の気持ちに感激するはずだよ」

「そうだよ。和香奈ちゃん気持ちだよ。聡おじちゃん、和香奈ちゃんの事気に入ってくれるよ」

「そうかな?ああドキドキする。歩パパと初対面なんだ」

「とっても素敵なおじさまよ。凄くイケメンだし」

「素敵とかイケメンとか親父の前で言うなよ。図に乗るから」

「本当の事じゃん」

 それが本当であっても、その図に乗り方が時折ムカつくんだよな……。
あの人は自分のルックスに自信があるから、気心が知れた人に対しては平気で傷つく言葉を言う。
悪気なしだからかなりタチも悪い。

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