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第20章 ドＭの和香奈

　車に戻って、和香奈にコーヒーを勧めて一息つく。

「もう下着つけたいんだけど……」

「もう濡れてシート汚しそう？」

「バカ！」

「どれどれ」

　薄暗い車内でスカートを捲り上げ、もそもそと太腿を伝ってて割れ目を指でなぞる。

「アァ……」

　指先に湿った感触が伝わり、「また濡れちゃったのか？」と意地悪な言葉を投げる。

「歩が変な事するからじゃん！」

　俺は車内にあるティッシュケースからティッシュを数枚引っこ抜き、素早く和香奈の股間に突っ込んでスカートを下ろす。

「またエッチな事してあげるから、取り敢えず車出そうか」

「えっ………」

　躊躇うような返事をする割には期待してんだろ？
俺の指先からは和香奈のエッチな香りが仄かに漂う。
雄を誘う香りなのかもしれないな……