この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
スパイス
第3章 これは恋

 全部夏帆ちゃんが話し切ったところで、我慢していた笑いが一気に吹き出た。

 「あっ、あのさ、夏帆ちゃん、カレーってさ、失敗するのが難しい料理だよね?
あ、ああ!!麗子さんのように作ればそ、そんな…ハァ可笑しい、とんでもないカレーに仕上がるのね、ヤバイ、腹痛い、ハンドルぶれそう、涙も出そう、だけど食べてみたくなるよーな…ヤバイって」

 「ああ、聡君もですか。
麗子のカレーの話をするとみんな食べたがるんですよね。
命知らずですね。
麗子の旦那のハルは…あっ!麗子の旦那は私の同級生でもあるんですが、名前が遥斗なんで、昔からハルって言われてたんですけどね、ハルは意外と頑丈なんですよね。
まだ生きてるもん」

 「生きてるって!!」

 「麗子の手料理に五年も食べていて無事に生きてるなんて……愛は胃袋さえも鍛えるもんなんだとしみじみ思いました」

 ヤバイ、車の中だからいいようなものですが、笑いが止まらない。

 夏帆ちゃん、あなたは天然だけじゃなく、お笑いのセンスもあるんですか?

 マブダチ言われっぱなしですが、ネタには困りませんね。

 いやいや……類は友を呼ぶ

 類友さんですか?

 あなたの周りはそんな面白人間ばかりなんですか!!





/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ