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第6章 甘い夜の温もり

 「それに夏帆の目が好きだ。
二重瞼のくっきりした目。そんな瞳の女に俺は弱い」

 「聡君も二重じゃん。私より目が大きいし」

 「好みの形なんだよ」

 その瞳は俺を裏切らないよな?
一重で切れ長の和風美人は苦手なんだ。
別れたあいつを思い出すから。
もう一度、恋をするならあいつとは正反対な女がいい。


 夏帆の瞳を見つめて、悪戯な指先は乳首を捏ねる。
親指と人差し指で挟んでゆっくりと回す。

 「アッ……ア、聡くぅ……んっ……アァ………」

 そして徐々に手を下げてワレメを伝ってそっと中に指を添えて濡れ具合を再確認し、ヘッドボードのティッシュの横にさり気なく置いてあるゴムを取り出し、素早く装着。

  夏帆に再び覆い被さり、指でソコを開きゴム越しにクリトリスを擽りながら、夏帆の中から分泌された体液で滑らせて徐々に差し込んでいく。
すっぽりと先端が入り口を通過した時、「ウッ!!ウン……ア、アッアッ……」と夏帆が色気のある声で喘ぐ。
肉襞にギュッと包まれ、溢れる体液に導かれながら深い場所に辿る。

 なんて気持ちいい瞬間なんだろう

 なんて気持ちいい身体なんだろう

 もっと喘げよ、気持ち良く

 もっと俺を感じろよ

 俺だけのものになっちゃえよ!



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