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第7章 聡LOVEな日々
麗子夫婦が羨ましいと思った。
だけど聡と出会ってからはそんな些細な嫉妬心すら消えた。
毎日生きている事を感謝し、優しい気持ちになれた。
バツ1という失敗はお互いにしたけど、その失敗をバネにして幸せになる夫婦だっている。
まさに私と聡はそういう人生をこれから歩んでゆくのだと信じて疑わなかった。
バカな女は同じ失敗を繰り返すという事をしみじみと思い知らされたのは結婚した後だ。
「アッ、聡君、や、ヤラシイよ。こんな所で……」
エプロンを剥がされ、着ていたTシャツとブラを一気捲り上げて、もう突起してしまっている乳首を指でこねくり回しながら、キッチンテーブルの上に押し倒すなんて……ヤラシ過ぎて感じない女居ないはず。
やや強引に求められるのさえご無沙汰な私。
一気に下半身は熱くなり、ヤラシイ女になる。
前の結婚で求められず、セックスレスの生活を惰性で送ってきた私にとって聡のセックスは刺激的だった。