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永遠の愛を奪って
第5章 好きな人は……
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「そのままの意味」
結局、どういう意味なんだ……。
私を抱く意図が何なのか白黒はっきりさせたいのに、返ってきた答えは曖昧なものでもどかしくなる。
一方、青木くんはベッドサイドに置いてあったコンドームの袋を開けて、既に大きくなっている肉棒につけていた。
しかも、こちらが悩んでいることも知らないような顔をしながら……。
「よし、できた。小春のことを傷つけたりしたくねーし、無理矢理生でしたりしないから安心しろって」
「うっ、うん……」
「だからそんなに心配するなって大丈夫だから」
やはり分かってない。今は妊娠するか、しないかの問題ではない。
付き合えるか、付き合えないかの問題だ。
妊娠したら妻になれる可能性が浮上するけど、まだ青木くんのことをあまり知らないからまずは彼女になりたい。
でもまだ内に秘めているこの好意をどうやって伝えればいいのか悩んでしまう……。
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