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永遠の愛を奪って
第6章 セフレor恋人?
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「えっ……」
まさかのカミングアウトに驚いて口をぽかんと開けたまま塞がらなくなる。
頭の中が真っ白になって、体がヒヤリとして力が抜ける感覚が襲ってきても歩みを止めない穂並さんになんとか隣を行いた。
「ショックを受けた?」
「ちょっと……、びっくりしたっていうか……」
「そっかー。驚かせちゃってごめんねー」
「彼氏のことはいいんですか……?」
「あー、彼氏ねー。いつまで経っても結婚する決意をしてくれないからさー。
だから今は新しい恋をしようと思って。まっ、彼氏とのことは上手くやるから大丈夫だって」
あれほど彼氏のことを思っていた穂並さんが青木くんを……。
意外すぎて今起きていることが信じられない。
飲食店に着いてからメニューを決める気力も残っていなくて、本日のおすすめと書いてある定食を適当に選んだ。
「ねぇ、小春。……小春!」
「はっ、はい!」
「なんでそんなに上の空になってるの?そんなにあたしが青木のことを好きなのがショックだった?」
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