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第6章 セフレor恋人？

ドアノブに手を当てた時、青木くんに肩を触られて強引に後ろを向くように体を動かされる。


見つめる隙もないままに唇を重ねられて目を大きく見開いて驚いた。


しかも準備も何もできていない状態でキスをされたせいで唇を固くしてしまった。


「なっ、なんなの……！？」


おまけに抱きしめられて逃げられないように青木くんの腕に閉じ込められる。



「気づいてたよ」

「何が？」




「小春がオレを好きなこと」


「えっ……」


「そういう目で見られてるのかなって思ってたけど、好きな人がいるって聞いて確信した」


「青木くんも好きな人がいたんだよね……？もしかしてその好きな人って土嶋さん……？」