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永遠の愛を奪って
第6章 セフレor恋人?
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「……小春だよ」
とびきり優しく言われたのは自分の名前だった。
三回目のセックスを終えて距離が離れてからこの答えが来ると思われる可能性はどんどん落ちていった。
だから、体温を感じながらすぐ傍で教えられたその事実に耳を疑ってしまう。
「え……、うそ……」
「オレも小春のことが気になってた。入社した時から可愛いなって」
「うそ……、うそでしょ……?」
「ったく、信じろよ」
顎を持ち上げられてからこれは夢ではないと言っているように両頬をふにっと優しく摘まれた。
肌に触れられている感触があるから現実なのは間違いない。
「信じられないよ。だって、青木くんにずっと無視されてたんだもん」
「それは……、オレのことを好きだって言えばいいのに小春が変なこと聞いてくるから」
「ううう……。素直になれなくてごめんなさい……」
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