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永遠の愛を奪って
第6章 セフレor恋人?
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「いや……、こっちも悪かったっていうか。
…………。とにかく、まだ乾いてないんだから行くなよ。
ほら、ストッキングも高いところに干してやるから」
「うっ、うん……」
ストッキングを渡した時に指先が触れてドキッと温かい鼓動が鳴る。寧ろ、両思いだと知ってから煩いくらいだ。
青木くんのことをぼーっと立って見ていると、先程私が座っていた椅子に腰を下ろして手招きしてきた。
ちなみに椅子はひとつしかない。
つまり、膝の上に座れということなんだろう。
恥ずかしく思いながらも青木くんの太股の上に尻をのせた。
「……重くない?」
「重くねーよ。風邪を引いたら大変だから暖めてやるから」
そう言って青木くんは私の体を後ろから抱きしめてくる。
冷たい雨が降り続いている今、包まれているとほんのり暖かく感じた。
「あっ、ありがとう……。湿ってない?」
「脚の方が冷えてんな。なんか冷たい感触がする」
「やっ…、どこ触ってるの……」
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