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永遠の愛を奪って
第6章 セフレor恋人?
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ストッキングを穿き終えた後、青木くんは一緒にこの部屋から出たことが見られないように私を先にデスクへ戻るように言ってきた。
知り合いの社員に見られたくない気持ちは同じだからそれに従うことにした。
廊下に出る前にもキスをされたせいで、幸せでふわふわしている気分が抜けない。
何歩か足を進めてからすれ違った知らない社員にも不思議そうな顔で見られるほど、ニヤけが止まらなかった。
「おはよー!小春。十分くらいだけど遅刻するなんて珍しいね。まさか寝坊した?」
自分のデスクへ戻るとまだ顔を合わせていなかった穂並さんにすかさず声を掛けられた。
いつも通りの声のトーンで遅刻したことについて怒っていないようだった。
「はい。そんな感じです」
青木くんと両思いであることを早く話したいけど、仕事をしないといけないからまだ黙っておくことにした。
「その割にはやたらとニコニコしているわね?」
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