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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり



自分も厭らしい目で女性のことを見ているのに思わず独り言が出てしまう。


青木くんも立ち止まって視線を向けているだけで、女に手を出そうとはしていないからとりあえず様子を見てみることにした。



巨乳が好きだって言っていたから、やっぱり大きいおっぱいの方がいいのかぁー……。


私もあの女の人みたいに大きくしたいな……。

もうアラサーだけど、どうやったらあそこまで膨らむんだろう……。


おっぱいと言えば乳。
牛乳を飲めばいいのかな……?



胸のことを考えながら観察していると男が青木くんの視線に気づいたのか、女の方へ近づいて行って着ていたパーカーを肩に掛けてあげていた。

きっと、胸やくびれを他の男に見られないように隠すためだろう。


更にその男は青木くんのことを不審に思うような目で見て、女のことを守るように肩を掴んで他の場所に移動するように促していた。


去って行った男女は、私に白い桔梗の花束をくれたカップルに似ているような……。


ともかく、スケベな青木くんめ。ざまあみろ。


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