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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり



ビーチボールを借りてきて戻ってきた時には冷たい視線を送って迎えてあげた。


「さぁ、オレたちも遊ぼう。……小春?」


不機嫌そうにしていることに気づいたのか、青木くんはきょとんとした顔で私を見てくる。

まるで何の心当たりもないようだった。



「どうしたんだよ?」


でも隣に座ってきて顔を覗いてくるから素直に話すことにした。


「さっき、他の女の大きいおっぱいを見てたでしょ」


責めるように言うと、青木くんは少し驚いてからしゅんとして頭をぺこりと私に向かって下げてくる。



「……ごめん。小春はそういうの嫌だった?」


「デートしてるのは私じゃん」


「おっぱいがでかいからつい目に入ったっていうか……。男ってそういうものだって」


「ふーん。どうせ私のおっぱいは小さいですもんねー」


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