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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり
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ここまで好きになっていることにニヤけてしまいながらも、ぷくっと頬を膨らませて嫉妬していることを認める。
むくれた顔が面白かったのか青木くんはまた笑って、怒るなと言っているように私の頬を指先でツンっと軽く触れてきた。
「可愛いんだからそんな顔するなって」
「だって……。他にも可愛い女の子いっぱいいるじゃん」
「オレの一番は小春なんだから。他の女がどんな水着を着ていたってオレは小春のことしか好きじゃないよ」
「うん……」
「でも妬いてくれるってことは小春はそれだけオレのことを見てるんだよな。
……今までは嫉妬されてもウザイって思うだけだったけど小春にされるのは悪くねーかな」
それは私と同じように過去の恋人よりも今の恋人の方が好きだということなんだろうか。
もし、そうだとしたら、ますます今まで付き合ってきた人の中で一番の女になりたくなる……。
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