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永遠の愛を奪って
第8章 知らない方が幸せなこと
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「うん、あともう一人は葉月ちゃん。あの子もよくそう言ってサボることがあったなぁ……」
「…………」
土嶋さんの名前を聞いて嫌な光景が頭に浮かんだけど、きっと私の考えすぎだと思う。
あまりにも不安になり過ぎて余計に頭の回転が速くなっているだけ……。
疑うことをしないで目の前にある答えだけ信じればいいんだ。
今までだって目の前で起きていることだけ信じて恋愛してきたんだから……。
「穂並さん……。仕事が終わった後でいいので、青木くんと土嶋さんの関係を教えて欲しいんですけど……」
「ん?青木が話してくれなかったの?」
「はい……。このことに関してはどうしても青木くんが話してくれなくて……」
今の現状を話してみると穂並さんは少しの間、何かを考えているように口元に手を運んでいた。
「うーん……。でも……、それ以上知らなくていいと思うけど?」
「えっ……?」
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