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永遠の愛を奪って
第9章 大切なのは……
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首を傾けた青木くんに向かってにっこりと微笑んだ。
あの時は驚いていたけど、それ以上に心の中で感じていたことがあった。
「だって、青木くんは困っていた私のことを助けてくれたんでしょ?味方でいてくれているってことなんだなって思って」
「いや、葉月のあれはいくらならんでも言い過ぎだから。嫌がってるのに勧めるのはおかしいし。……って先輩と飲み行くの嫌じゃなかった?」
「二人っきりで行くのはナシかなーって思うから」
「なんで?」
どんな反応をするかと思って見つめていると、私と意見が合わなかったのかきょとんとした顔をしてこちらに視線を向けていた。
私の方が異性についてあまりにも意識しすぎているのかな、っと疑問に思ってしまう。
「青木くんは嫌じゃないの……?」
「仕事なら仕方ねーかなって思う。それに先輩のことは信頼してるから」
「そっか……」
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