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永遠の愛を奪って
第11章 ひとりにしないで
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「しょうがねーな……。これでアソコ触ってくるのはやめて仕事をしてくれよ」
「もちろん。ちゃんとするから。ねっ……?」
土嶋さんが言い寄ると、祐は眉間にしわを寄せて嫌がるような表情をして綺麗な髪の頭上にポンッと手のひらを置いていた。
不器用な触り方で撫でているというよりも軽く叩いているようにも見える。
「もー!前よりも雑なんだからー!」
「撫でてやったんだからいいだろ。わがままを聞いても文句ばっかりだな」
「いいじゃん。でも祐のそういうSなところも……好き」
胸元に顔を埋めてから土嶋さんは私が隠れている方へチラッと視線を向けてくる。
その時に、祐を見る時とは違う鋭い目つきと勝ち誇ったような自信のある態度を感じて体がヒヤリとして鳥肌が立った。
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