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永遠の愛を奪って
第13章 エッチな悪戯と危険な社員旅行
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「ストレス発散ができるような物をプレゼントするのもいいのかなぁ……。
お皿と箸ばかりプレゼントされるって言ってたからそれ以外で」
話をしているうちに伸びてきたラーメンをすすりながら何が欲しそうなのか考えてみる。
こういう時も女子力の見せどころなんだろうけど……。
祐からまだ何かをプレゼントされたことがないから、どんな物を選ぶセンスをしているのかも気になる。
「皿と箸以外だったら、ちょっと高めのフライパンとか?全面銀色のやつ」
「なんでフライパン!?二人暮らしだったらそれでもいいような気もするけど、穂並さんから料理をするのが好きって聞いたことないからなぁ……」
「じゃあ、十人前くらい作れる鍋。旦那さんの両親の分と将来生まれてくる子供のためにも大量に調理できるでかいやつ」
「いやいや、芋煮会じゃないんだから。調理器具から離れていいよ」
「それはだめかー。でも今日の小春のツッコミが冴えていて面白い」
候補に出してきた物を冗談で言っていたのか本気なのか分からないけど、にっこりと笑っているから楽しんでいるようだった。
祐と二人で何かを決められることが私も楽しくて、つい今後の未来を想像してしまう。
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