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永遠の愛を奪って
第13章 エッチな悪戯と危険な社員旅行
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結婚式を挙げるとしたらこんな風に話し合いをするのかな……とか、新婚生活についても笑い合って話しながら決めていくのかな……っとか。
いつになったらその話が出てくるんだろう。
そもそもまだ付き合って数ヵ月だから、結婚、結婚っと迫って焦らせてもいけない。
祐は結婚について一体どう思っているんだろう。
――――「小春といると癒されるというか落ち着くんだ。結婚する人もこういう人がいいなって思うし」
土嶋さんの前で祐が言ったこの言葉はあれからずっと頭の中に残っている。
本気で私と付き合っているみたいだし、結婚を期待してもいいのかな……。
残りの麺を食べてから対面の椅子に座っている祐のことを見ると、目が合ってにっこりと微笑まれた。
「オレの行きたいところに付き合ってくれてありがとな。次は小春の食べたい物があるお店に行こうな」
「うん。考えておく」
いつものろのろと食事をする私を急かさずに待ってくれる祐。
歩くのが遅くてもおいて行ったりしない。
私も祐のようにゆっくりと待ってあげないといけないな……。
それとも今の時代、逆プロポーズも有りなのかな……。
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