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永遠の愛を奪って
第13章 エッチな悪戯と危険な社員旅行



見えないところでされていた祐の悪戯にビクビクしていたことに違いはなくて涼んできた顔がまたカァッと熱くなる。

終わった今ではパンツの湿っている感じが気になるくらいだ。



「くっ、くすぐったかっただけだもん」


そんな私を祐はニヤニヤした顔で見ながら隠れている間に乱れた髪を手ぐしで直していた。


ボサボサのままの方がからかうことができたのに、髪を直し終えた後は外見がいい男になるから何も言えなくて困ってしまう。


平凡な私なんかが隣に並んでいるのが申し訳なく思えてくる。


「先輩に頼んでバスの席を小春の隣に変えてもらえねーかな。付き合ってるってもうバレてるよな」


「うん……。私が勝手に教えちゃってごめんね……」


「いいよ。いずれバレることだったと思うし、あの先輩はからかってくるからネチネチと怪しまれるよりマシだよ。あーあ、もっとさっきの続きをしたいなー」


「人口密度が高いところであんなエッチなことをしたらバレちゃうよ」


「小春のエッチな声で?」


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