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第13章 エッチな悪戯と危険な社員旅行

「っ……、意地悪しないでよー！」


「あはは。小春は真面目だなー。でも……、それなのにさっきは隠れさせてくれてありがとな」


額の汗を手の甲で拭っていると肩に手をのせられてから頬にちゅっ、と唇を当てられた。


嬉しい報酬に思わずニヤけてしまうけど、この様子も誰かに見られていないか不安になってくる。


トイレに行ったり、お土産を見ていたり、バスにから出ないでいるのか同じ課の人は一見では見当たらないからいいものの……。



私だって祐ともっとイチャイチャしていたい。

一日していても、まだ足りないと思うほど。


人目のつかない場所でほんの僅かな時間でもこうやって一緒にいてくれるだけでも幸せなんだけど、どんどん欲張りになっている気がする。


大人しくて控えめと言われてこんな女ではなかったのにセックスを知ってから私は変わった。


なぜなら、悪戯していた時の祐の肉棒はどうなっていたんだろう……、っとふと思ってしまうから。