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永遠の愛を奪って
第13章 エッチな悪戯と危険な社員旅行
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「えっ……!?でも……」
椿さんに背中を押されるけど、席を譲ってくれるのかどうなのかまだ話が終わっていない。
「いいから。行くぞ」
「ちょっ、先輩!席を交換してくれないってことですか!?」
喧嘩中に祐が気づいてくれて止めに入ってくれたから助かった。
でも諦めずに土嶋さんもついてくる。
しかもライバル心を剥き出しにしているのか、祐に腕を絡めて引き止めているようだった。
恋人なのは私なのに……。
「そろそろ出発するからダメだ。白米、早く行くぞ」
返事をした椿さんは私の腕を掴んでグイッと引っ張って歩き出した。
振り払うことができなくて祐とどんどん離れていく。
他の人に迷惑を掛けてしまうこともあるだろうから断られるのは仕方ない。
少し寂しく思って祐のことを見ていると、また土嶋さんと口喧嘩をしているようだった。
「あいつら、仲が良いよな!土嶋が青木に話したいことがあるらしいから二人きりにしてやりたくてな……」
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