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永遠の愛を奪って
第13章 エッチな悪戯と危険な社員旅行



それから牧場直営のお店でソフトクリームを食べたり、絵画展を見たり、動物園に行ったりした。


団体行動で土嶋さんが祐の隣を陣取っていて一言も話す隙がなかった。



一体、土嶋さんは祐に何を話したがっているんだろう……。


椿さんが言っていたことから予想できるのは告白しか思い浮かばない。


祐は私のことを好きでてくれるし、大切だと言ってくれたからその告白は断るだろうけど……。


告白をされることでさえ気分が悪いから、彼女としてその時が来て欲しくないと思うばかりだ。



「今日は楽しかったな、はくまい。これからホテルに行って食事だそうだ」

そしてどうして椿さんがいつも私の側にいるのか謎だ。


バスの中だけでなく、ひとりで行動している私の隣に来て話し掛けてくる。まるで一緒に見て回っているみたいだ。


その様子を祐にチラチラと見られていて何とも言えない複雑な気持ちになっていた。




宿泊するホテルに着いてからは、夕食を済ませてお局様と一晩同じ部屋に戻った。


井戸端会議が他の部屋で行われていて、そこにお局様が訪ねて行ったから今はひとりで気兼ねなくベッドの上に大の字になって休める。



私は何のために社員旅行に来たんだろう……。


そう思い始めた時、スマホのバイブが鳴ってLOINEのメッセージが届いた。


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