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永遠の愛を奪って
第14章 淡い恋心と信頼



「っっ、椿さん……」


目を見開いて驚きながら苗字を読んでも椿さんはその動きを止めなかった。


優しく触れられた時、ほんの一瞬の出来事に不覚にもドキドキしてしまって冬の寒さえも忘れていた。


あまりにも信じられないことが起きたせいで私は声も出なくてその場で立っているだけで精一杯になる。



そんな中、階段を上がってくる足音が聞こえてきてそちらの方へ振り向くと祐と土嶋さんの姿があった。


「あー、先輩ったらここにいたんですね。しかも白米さんと一緒。
そんなに近づいて何をしてたんですか?キスですか?
社員旅行でそんなに仲良くなったとか……、っというか前からお二人は仲良かったですよね」


「佑……」


私たちの関係を怪しんでくる土嶋さんの隣で祐は朝に見せた時と同じ悲しい顔をしている。


その顔を見ているのがつらいのと、椿さんと二人きりでいたことを知られてチクチクと胸が痛くなってきた。


「先輩……、小春に何したんですか…….」



「土嶋と青木が思っているようなことはしてない」


「嘘を言わないでくださいよ!そんなに近づいたってことは先輩が小春の唇を奪ったってことじゃないですか!?」


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