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永遠の愛を奪って
第3章 これはきっと恋だから…
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「意外の意外に意外だなーって思ったから」
「意外の意外な意外の……?」
「穂並さんから小春には彼氏がいたって聞いてたからもう卒業してるのかと思ってた」
「どうして?」
二十六歳だけどまだ処女。この事実に何の嘘もないから首を傾げて聞いてみる。
その時に目が合ったんだけど、青木くんの表情は真剣なものだった。
「可愛いから」
「はぁ……!?かっ、かわいい……!?」
耳を疑うような一言でなるべくお淑やかに保っていた顔が一気に緩むと共に目を大きく見開く。
「付き合ってる大人の男が抱かないわけないよなーって思うし。もしかして付き合ってた人が草食系な男だったとか?」
「それは……、するところまでいっても私が拒んでいたから……」
「だったら、なんでオレとはする気になったんだよ?」
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