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永遠の愛を奪って
第15章 明るい未来への一歩
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ここの職場で残業をしているのは土嶋さんと椿さんの二人きり。
何を話していても聞いている人はいなかった。
「やっぱりな。何をしても青木に襲ってもらえなかったんだろ?社員旅行に行った時の夜だって、ヤろうとしてたくせに」
軽く笑った椿さんは自分のバックからタオルを取り出して土嶋さんの濡れた髪にそっとのせる。
それは使っていないからとてもふわりとしていた。
「あれは……。先輩のおかげで祐と二人きりになれましたけど、話をしていた方が長くて……」
「ふっ、どこまでやったんだよ?押し倒すくらいはできたか?コンドームまであからさまに捨てておいて」
「っ……、そんなことまで聞くなんて先輩は下品な男ですね」
「はくまいが可哀想だったからなぁ……。気になって」
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