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永遠の愛を奪って
第18章 彼氏宣言と事情
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お婆ちゃんも喜んでいたし、私も嬉しかったからそこまで迷惑に思っていない。
どうして家を出てきたのかまだ聞けずにいたから時間を取って祐とちゃんと話さないと……。
「女に気遣いもできるからその辺の常識もちゃんとしているかと思っていたんだけどね。
はぁー、そんな奴だったとは……。先輩として一から指導し直したいわ」
「まぁまぁ……。私は迷惑じゃないですし、一緒に暮らせて楽しいですから」
「青木に優しいのねぇ……。小春はもっと怒ってもいいと思うけど?」
「いやいや……。でっ、でも一緒に住んでいる時って何をしてあげればいいんですかね?
彼氏と同棲をするのも初めてですし、お婆ちゃんがご飯を作って、洗濯もしてくれるから私はどうすればいいのかなって……」
これ以上問い詰められても答えに困るから話を変えてみる。
離れてしまう前に祐にいい彼女だとたくさん思ってもらいたいとは考えていたから適当ではないけれど……。
結婚した穂並さんならいいアドバイスがもらえそうだと思った。
でもどうしてなのかパチパチと瞬きをして呆れた顔をされる。
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