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第3章 これはきっと恋だから…

「オレだって誰彼構わずセックスしているわけじゃねーって。……ってか、小春を抱きたい理由は言ってると思うけど」


「いつ……？」


私は思い当たる節がなくてぽかんとしている一方、青木くんは顔を赤くして照れているように口元を緩めていた。


どの台詞がそれに当てはまるのか分からない。だって、どれが本当で嘘なのか分からないから。



「……今まで話した中で言っていただろ」


「そんなに大まかに言われても分からないって」


都合がいいことに、傷つくような言葉は今まで言われたことがない。


大きな肉棒を受け止めていて余裕のない状況だけど、もっと青木くんの思っていることが知りたくて少しでも想いを聞き出せるように問い詰めてみる。



「ねぇ、青木くん。私はちゃんと知りたい……」