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永遠の愛を奪って
第20章 小春の望むこと
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「ううん……。祐がいい……。祐じゃないとダメ……」
性欲がなかろうが、あろうが祐がいいから他の男なんて考えられない。
迷わずに答えると抱きしめている祐の腕の力が少し強くなって、軽く触れていた肌がより密着する。
今の時期、ストーブをつけていても裸の上に毛布一枚だけ被るのは寒いけど祐と体をくっつけていると暖かい。
「小春にそこまで思ってもらえて嬉しいな……。オレたちってラブラブだな」
「祐は……?」
「オレも小春がいい……。エロいこと抜きで一緒にいて気が合って楽しいし、落ち着くからな。
小春と暮らしてみてそれがよく分かった。
だからこれからもこのまま楽しく付き合っていけるんだろうなって思ってる」
感じていることは同じで嬉しい。
幸せに思えるその言葉を顔を見て聞きたかったけれど……。
「もうすぐ離れちゃうのに……?」
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