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永遠の愛を奪って
第3章 これはきっと恋だから…
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体を重ねた後にくたくたな顔をして見つめ合って、なんだか恋人同士みたいに思えてきた。
付き合ってもいないのに、青木くんとキスとセックスをしても後味が悪くない。
でも体だけ欲しいわけじゃなくて、私のことを好きになって欲しいからこの気持ちは恋だ。……間違いない。
顔を近づけて整っている顔をじっと見つめていると、まだ愛し合う時間が終わっていないことを告げるようにちゅっと優しくキスをされた。
「青木くん……」
「どうした?」
「もう少しこうしていていい……?」
「小春の時間が大丈夫ならいいけど」
「じゃあ、もう少しこうしてる」
好きとはまだ言えないけど、この時間がずっと続けばいいのに……。
シンデレラにかけられた魔法が解けてしまう前の気持ちが分かった気がした。
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